顔汗がひどいと思ったときに考えられる3つの原因と対策

他の人よりも自分は顔汗がひどいのでは?

最近、顔汗が多いような気がするけど、なぜだろう?

今回は、そんな疑問に対して、考えられる3つの原因と、その対策について一緒に考えていきましょう。

顔汗がひどい場合に考えられる3つの原因

多汗症

まず、顔汗が出過ぎる原因の1つとして「多汗症」が考えられます。

汗をかくこと自体は、体温調節のためにもちろん必要ですが、汗が多くて苦痛に感じたり、日々の生活を送るうえで不都合がある場合は「多汗症」を疑ってみてよいと思います。

ただ一口に「多汗症」といっても、体温調節による温熱性発汗であったり、緊張などによる精神性発汗であったりと、多汗の原因の種類がいくつかありますので、以下に挙げてみます。

緊張や不安・ストレスによる多汗症

よく「冷や汗をかく」といった表現をされますが、例えば驚いた時や、人前に出て緊張した時に出る汗のことです。

一時的な多汗の場合であれば、そこまで気にならないかもしれないですが、常に顔汗が多くて悩んでいる方の場合は交感神経が通常より高ぶりやすいのではないかと言われています。

また、遺伝による多汗症の可能性も比較的高く、国内でいえば36%くらいの人に、家族の中に似た症状の方がいるそうです。

更年期障害による多汗症

更年期障害は女性だけでなく男性にも訪れ、多汗症の原因となりえます。

更年期になると、突然の顔のほてりや肩こりや頭痛、イライラ、だるさ、抑うつ状態なさまざまな症状が伴うことが多いとされています。

また、どっと汗が吹き出すような症状もあり、多量の顔汗が出る場合も考えられます。

食生活や生活習慣による多汗症

味覚性多汗症」という言葉があるように、過剰に辛いものを食べたりすることで発汗が促され、多汗症につながってしまいます。

また、多汗を抑えるためには交感神経の動きを抑えた食事や生活習慣を意識したほうが良いです。

ニコチンやカフェインには中枢神経の興奮剤が多く含まれているため喫煙やコーヒーは交感神経を刺激するのでできるだけ控えるようにしましょう。

食生活の見直しは、すぐにでも取り組める改善策です。多汗症を感じたら、すぐに改善するよう心がけましょう。

ホルモン調節の乱れや低血糖

人間の体は色んなホルモンの機能によって形成されていますが、ホルモンの調節機能が乱れ、常に活発な状態になってしまうと多量の発汗につながってしまいます。

脳には様々なホルモンが存在しますが、中でも首の前側にある甲状腺から分泌されるホルモンが過剰になる病気甲状腺機能亢進症で、脈が速く動悸がする、汗をかきやすくなる、イライラするといった症状が現れます。

こういったホルモンの活動が異常に活動することで、交感神経のバランスも乱れ、多量の顔汗の原因となります。

また、低血糖も顔汗の発汗の原因となります。

血糖値が70mg/dL以下になると交感神経が興奮し、冷汗、手の震え、頻脈、顔面蒼白といった症状が出てきます。

極端に低い場合は意識がもうろうとなり、すぐに血糖値を上げる必要があります。

自律神経の乱れ

生活習慣や生活リズムの悪化から自律神経が乱れると顔に汗をかきやすくなる場合もあります。

不摂生や運動不足、偏った食生活、睡眠不足などが主な原因となりえます。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、日々の不規則な生活習慣は、「交感神経」の動きを高める原因になるので注意しましょう。

前述したように交感神経が活発な状態では、汗をかきやすくなってしまいます。

日常の生活の中で有酸素運動を取り入れたり、睡眠を十分にとり、バランスの良い食事をするよう心がけましょう。

食事は脂っこいものや糖質が多いものから、野菜を中心とした食生活に切り替えましょう。こういった対策は即効性はないですが、長期的に見て体を正常な状態へと戻してくれます。

顔汗を止めるための対策

では、顔汗を止めるにはどのような方法があるでしょうか。効果的な方法を3つご紹介します。

制汗スプレー(顔汗用)を使う

まずおすすめなのは顔汗用の制汗スプレーです。

非常にお手軽で、持ち運びにも便利ですし、顔にシュッと吹きかけるだけで汗やテカリ、臭いまで抑えてくれます。

場所も化粧室などであれば使用するのも問題ないですし、常にバッグに入れておけば安心です。

制汗クリーム、ジェルを使う

制汗クリームの場合は、都度使用しなくても、朝一回顔に塗っておくだけで、終日汗を抑えてくれるものもあるのでとても便利です。

また、汗腺自体にフタをして汗を止めてくれたり、外界からの刺激からも守ってくれるタイプのものもあり、肌に優しいのも特徴です。

首のリンパを冷やす

何かのアイテムを使用するのではく、「首のリンパを冷やす」というのも顔汗を止めるのに効果的な方法です。

「首」にはたくさんのリンパが通っており、冷たいものを当てて冷却する事で、顔の汗を止める効果が期待できます。

冷やすときは、冷たい物を使いリンパを冷やしてください。例えば、ペットボトル缶ジュース冷えピタなど持ち運べる物が便利です。

冷たいペットボトルなどで冷やすと、熱を放出できるので顔や頭からの汗が止まります。