肌荒れを防止するアラントイン、アロエベラ葉エキス、オウゴンエキス、ヘチマエキス、加水分解卵殻膜という成分、それぞれの特徴について

今回の記事では、制汗剤やスキンケア商品に、肌荒れ防止を目的としてよく配合される「アラントイン」「アロエベラ葉エキス」「オウゴンエキス」「ヘチマエキス」「加水分解卵黄膜」という成分について、それぞれの特徴を紹介します。

アラントインとは?

アラントインは、赤ちゃんの肌をケアすることが目的の商品にも利用されているほどデリケートな肌に優しい皮膚保護剤です。

羊の羊膜からとれる成分で、抗アレルギー作用や抗刺激作用を持つため、敏感肌の人にも安心して利用することができます。

主な作用としては、肌の組織を活性化させて修復する作用湿疹やニキビなどの炎症をおさえる消炎鎮静作用アレルゲンからの影響をブロックする抗アレルギー作用、そして、肌への刺激を緩和する抗刺激作用です。

また、味もニオイもない白い粉状のもので、羊膜だけではなく、ヒレハリソウやタバコ草の種子の根など、植物に含まれている場合もあります。

アロエベラ葉エキスとは?

アロエはユリ科の植物で、その種類は300以上もあるといわれています。その数アロエの中の1つがアロエベラです。

やけどや切り傷などに高い効果が期待できるので、子供のころなどにやけどの対処に使ったことがある人もいらっしゃるでしょう。日本で目にするアロエは、ほとんどがこのアロエベラだといわれています。

アロエベラには、さまざまな成分が含まれていて、ビタミンAやB1などのビタミン類、鉄分、ミネラル、カリウム、そして、アロエチンという抗菌作用がある成分や、アロエモジンという健胃作用をもつ成分を含まれています。

そのため、美容関連の化粧品や医療品に多く利用され、ヨーグルトなどの食品でも人気が高い成分です。

オウゴンエキスとは?

オウゴンもシソ科の植物であるコガネバナの根から抽出した植物エキスで、オウゴンエキスは乾燥やほこり、紫外線など、さまざまな環境の変化によるストレスから肌を守ってくれます。

そのため、化粧品に幅広く利用されており、保湿作用、収れん作用、抗アレルギー作用、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用などの効果が期待できます。

また、服用する漢方としても効果の高い生薬の1つで、発熱をともなう頭痛や、腹痛、胃炎などの炎症、嘔吐や充血を鎮めるものとして用いられます。

ヘチマエキスとは?

ヘチマエキスはヘチマ水として古くから広く知られており、日本では美人水とよばれていました。

ヘチマの実ではなく、つるを切ったところからしたたり落ちるエキスで、肌を保湿するだけではなく、美白肌荒れを改善し、肌を引き締める収れん作用も期待できます。

実ではなくつるから抽出するため、土地や空地、水がキレイじゃないとよいヘチマ水が取れないため、美人水として利用できるほど高重度のヘチマ水を抽出できる条件は、簡単なものではありません。

加水分解卵殻膜とは?

加水分解卵殻膜というのは、ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸など、人の肌の成分に近い成分が多く含まれているアミノ酸類とペプチド類です。

加齢によってどんどん少なくなる真皮の中にあるコラーゲンを、皮膚の真皮にまで浸透して助ける働きがあり、活性酸素を除去して、肌にハリと弾力を与えます。

また、アミノ酸類というのは、シワ予防肌荒れ防止乾燥を防ぎ、肌を柔らかくすることができるほど保湿効果が高い天然成分です。

25歳を過ぎたあたりから、お肌の曲がり角となり、肌の酸化や糖化が原因となって毛穴が開きやすくなり、しみやくすみ、しわやたるみなどの肌トラブルを引き起こします。糖化というのは、肌の老化を加速させる原因といわれていて、体の中にあるたんぱく質と、食事をすることによって口から運ばれてきた糖が結びつくことで起こる現象で、どんどん体内に蓄積されていきます。

加水分解卵殻膜には、美肌の成分が豊富に含まれているため、ハリやツヤなど、透明感のある肌へのアンチエイジング効果が期待できます。